BitMailPROの大きな特徴の一つである「データベース直接参照」について説明します。

BitMailPROは、一度に多くの宛先にメールを一斉送信する専用ソフトで、いわゆる「同報メールソフト」です。
こうした機能のソフトは、BitMailPROだけではありません。
しかし、BitMailPROと他のソフトは大きな違いがあります。

そのひとつが、BitMailPROがデータベースを直接参照するという点です。

一般的な、同報メールソフトは、送信先のメールアドレスのリストをソフトにインポートします。
例えば、顧客管理をMicrosoft Accessで作成したデータベースで行っている場合、同報メールソフトでメールを送信しようとすると次のような作業が必要になります。

1.Accessからメールアドレス、氏名など送信に必要なデータをCSV形式でエクスポート(出力)
2.同報メールソフトにCSVファイルをインポート(読込)

この二つの作業は、当たり前のことと考えられているため、何の疑問も躊躇もないかもしれませんが、実は大きな問題があります。

個人情報保護が重要になり、顧客データの扱いはかなり厳重になっているのが普通です。
顧客管理データベースには、パスワードがかかっていたり、データのアクセスできる社員を制限したりしていると思います。

それに対して、同報メールソフトを使うためにエクスポートしたCSVファイルはどうでしょう。
それ程厳重に管理されていないことが多く、担当者のパソコンにCSVファイルが不用意に残っていたりすることも考えられます。
もし、CSVファイルが外部に漏えいするようなことがあれば大きな問題になるのは説明するまでもありません。

その点、データベース直接参照ならCSVファイルのエクスポートやインポートは一切必要ありません。

BitMailPROが顧客管理のデータベースに直接接続し、データベースのデータをそのまま利用してメールを送信するのです。

つまり、BitMailPROの内部には、送信先のリスト(顧客データ)を必要としないのです。

さらに、メール送信の直前に、役職が変わっていることに気が付いたと時など、BitMailPROの画面でデータを修正すれば、そのまま顧客管理データベースも修正が反映されます。

しかし、直接参照でなければ、顧客情報を修正して、エクスポート・インポートといった作業が、また必要になるのです。

■BitMailPROのページ
http://www.newsbit.co.jp/software/bmp/index.html

■他社製品比較表
http://www.newsbit.co.jp/software/bmp/compare.html