いじめによる子供たちの自殺のニュースが毎日にように報道されているが、一つ気になることがある。
それは、校長はたしかにその学校の最高責任者かもしれないが、担任の先生が出てこないことである。

クラスの担任が自分のクラスのいじめに気が付かないわけがない。
気が付かないとしたら、担任になる資格はないと思う。

校長に責任があるとすれば、担任としての資質にかける人材を担任に配置したことであり、いじめの標的となった生徒を自殺にまで追い込むのをとめられなかった直接的な責任は担任にあると考えるのが普通ではないだろうか。

いじめは、昔からあったしこれからも完全になくすことは不可能だと思う。

しかし、度を越えたいじめを見逃すことなく大事に至る前に適切な処置を取ることが大切で、子供たちにいじめがいかに悪いことかを教えることも大切だが、一方では担任となる先生方を教育する必要があるように思えて仕方がない。