先日、突然下記のエラーメッセージが出てOutlook2000が壊れた。
その時の回復方法を忘れないようにしたメモです。

ファイル C:\Documents and Settings\**********\Local Settings\Application Data\Microsoft\Outlook\outlook.pstでエラーが検出されました。すべてのメール処理機能を備えたアプリケーションを閉じて、受信トレイ修復ツールを使用してください。

上記のメッセージが出た場合、先ずは、メッセージにあるとおり受信トレイ修復ツールを使用して修復を試みる。

しかし、その前にoutlook.pstのファイルサイズをチェック。
2Gを超えていると、たぶん、受信トレイ修復ツールでは修復できない。

先ず、outlook.pstのファイルサイズが2G以下の場合は、受信トレイ修復ツール(scanpst.exe)がどこにあるかを確認する必要がある。

scanpst.exe で検索すれば発見できるが、私のパソコンの場合(Xpと2000)は次のフォルダに存在した。

C:\Program Files\Common Files\System\Mapi\1041\NT

発見したscanpst.exeを起動したら、outlook.pstを指定して、開始ボタンをクリックするだけで、あとは無事に修復されるのを待つだけ。


次に、2Gを超えている場合、上記の方法では修復できないはず。
先ずは、2G以下にファイルを小さくする必要がる。

そのためには、2 GB Truncationというツールを使用する。

先ず、2 GB Truncation ツール (Pst2gb.exe) は、Microsoft ダウンロード センターからダウンロード。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=B33B1DFF-6F50-411D-BBDF-82019DDA602E&displaylang=en

ダウンロードしたら適当なフォルダに解凍。

PST2GB.exe
というファイルが展開されるので、このファイルを起動。

英語のWarningメッセージが出てくるので、Continueボタンをクリック。

Oversized PST Pecovery Tool

という画面が表示されるので、修復対象のPSTファイルを指定し、処理後のPSTファイル名を指定したら、Number of Megabytes to trim off the endが、25になっていることを確認して、Startボタンをクリック。

これで、しばらく待つと元のPSTから25Mカットした新しいPSTが出来上がる。


新しいファイルができたら、先の2Gバイト以下の場合と同じように、新しいファイルを受信トレイ修復ツールで修復。

これで、一応修復はできるようになるが、安心するのはまだ早い。
場合によっては、ファイルが修復できてもOutlookが起動しない。

その場合は、再度、25Mより大きくカットし、もう一度やり直し。
反対にうまくOutlookが起動した場合は、25Mより小さいカットで済めば、失うメールデータが少なくてすむので、もう一度トライ。

メールデータのどの部分が削除されたの確認していないが、最新の送受信データが残っていたので一安心。


■outlook.pstの修復が終了したあと

あとは、C:\Documents and Settings\**********\Local Settings\Application Data\Microsoft\Outlookにある壊れたoutlook.pstのファイル名を変更し、修復したファイルをoutlook.pstとすれば、Outlookは起動する。

しかし、ここで、通常の個人用フォルダになっているか確認が必要。

何しろ一度壊れたファイルなので、初期状態に戻ったわけではなく、多少小さくしたとはいえ2Gにかなり近い大きさである為またいつ壊れるか分からない。

そこで、とりあえず不要なメールはこの段階で全て削除。
削除フォルダに移動するだけではなく、完全に削除する。

古いアイテムの整理なども行い、とにかくデータを少なくする。

次に、回復したoutlook.pstのままでは不安なので、メニューバーのファイル(F)→インポートとエクスポート(T)を選択、インポート/エクスポートウィザードが表示されるので、実行する操作で、ファイルへエクスポートを選択し、次へ、エクスポートするファイルの種類で個人用フォルダファイル(pst)を選択し、あとは指示にしたがって受信トレイなどの必要なトレイを別の新しいpstファイルへ。

私の場合は、受信トレイと送信済みトレイを新しいpstファイルにエクスポート。

しかし、ここでも問題発生。

受信トレイにメールが多すぎる為か、全てがエクスポートされず、最近の受信メールが新しいpstファイルに移ってくれない。

そこで、メニューバーのファイル(F)→開く(O)→個人用フォルダファイル(pst)(P)で新しいpstファイルを指定して開き、古いファイルと新ファイルの両方を表示した状態にして、直接不足したファイルを新しい方にコピー。

古いファイルから新しいファイルに移し忘れが無いことを確認して、Outlookを一度終了。

次に古いoutlook.pstのファイル名を適当に変更し、新しいファイルをoutlook.pstに。

再び、Outlookを起動。

開く時にファイル名が変わったりしているので、ファイルが無いというメッセージが出るが構わず開く。

古い個人用フォルダの残骸がフォルダ一覧に残っていたら、右クリックでメニューから”個人用フォルダ”の切断(C)を選択すれば、きれいなpstファイルの復帰する。

以上でとりあえずほぼ元の状態に復旧。
待ち時間が長く無駄が多い作業なので、outlook.pstのサイズはたまにチェックして、不要なメールは削除する。
これが鉄則です。


■参考サイト
2 GB を超えた PST および OST ファイルの修復ユーティリティ
http://support.microsoft.com/kb/296088/

Outlook 2000 を起動する際、または個人用フォルダ ファイルを開こうとする際のエラー メッセージ "Outlook.pst にアクセスできません - 0x80040116"
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;329910